校外活動における学校側の管理責任とは?

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遠足、修学旅行、社会科見学などの校外活動は、生徒が心待ちにするイベントですが、日ごろ馴染みのない場所での団体行動であることから校外活動における事故も多いです。

ここでは、校外活動における学校側の管理責任について考えていきます。

学校側の管理責任とは

学校の校長や担任などの教職員は、管理責任という生徒の行動を適切に見守り、危険な行為やトラブルを未然に防ぐ、あるいは発生した場合に適切に対応する責任を負っています。

これは、単に生徒を見守るというだけでなく、活動場所の安全性の確認、生徒の健康状態や能力に応じた指導、危険箇所や危険行動に対する注意喚起、適切な引率体制の確保、緊急時の対応計画の策定など、多岐にわたる配慮を意味します。

教職員がこの責任を負うのは校外活動においても同様です。

校外活動は、学校の教育活動の一環として教職員の引率のもとで行われるためです。

校外活動における学校側の管理責任が問題となる例

校外活動における学校側の管理責任が問題となる例としては、以下のようなものが考えられます。

 

  • 遠足や修学旅行でのバス移動中に交通事故に巻き込まれた場合
  • 見学先の施設の中で、生徒が転倒した場合
  • 修学旅行での宿泊施設内で、生徒が他の生徒とのトラブルに巻き込まれた場合
  • 炎天下での校外活動中に生徒が熱中症になった場合
  • 持病のある生徒への配慮が不十分だった場合

管理責任に違反した場合

学校側が管理責任を怠り、その結果として生徒が事故に遭い損害を被った場合、学校側は損害賠償責任を負う可能性があります。

これは、学校には生徒が安全に教育活動を行えるように配慮する義務(安全配慮義務)があると考えられているためです。

公立学校の場合は、国家賠償法に基づき、学校を設置した自治体(国や地方公共団体)が賠償責任を負うことになります。

私立学校の場合は、学校法人が民法上の不法行為責任や安全配慮義務違反に基づいて損害賠償責任を負うことが多いです。

校外活動で事故が発生した場合には、安全確認、適切な指導、引率体制の確保などの安全管理措置を十分に講じていたかどうかが重要なポイントとなります。

まとめ

弁護士は、事故の状況を法的な観点から整理し、学校側の責任の有無や程度についての見通しを示し、損害賠償請求をする場合には賠償金の支払いまでをサポートします。

万が一、校外活動中に事故に遭い、学校側の管理責任に疑問を感じる場合や、学校との話し合いがうまくいかない場合は、弁護士に相談することをおすすめします。 

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